「一時帰国すべき?日本から何を持っていけばいい?」——ワーホリ準備中に誰もが悩むポイントです。帰国のコストと時間が惜しい一方、必要なものが現地で手に入らなかったら…と不安ですよね。ぼくは2003年秋から1年間フランクフルトに滞在し、一度も帰国せずに乗り切った経験があります。この記事を読むと、一時帰国の判断基準と持参すべき日用品リストがわかります。
本記事は2024年時点の情報をもとにしています。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
ドイツでワーホリ中に一時帰国を検討している方、または日本から何を持っていくか悩んでいる方向けの記事です。
ワーホリ生活が長くなると「日本から持ってきておけばよかった」「この日用品がここで買えない」と後悔するケースは少なくありません。特に現地で代替品が高価だったり品質が異なる品物は、帰国時にまとめて補充するか、渡航前にしっかり準備しておくことが大切です。この記事を読むと、現地で意外と手に入りにくい日用品リストと、一時帰国を有効活用するコツがわかるようになります。
なお、この記事の情報は執筆時点のものです。現地の在庫状況や価格は変動しますのでご了承ください。
この記事でわかること
- ワーホリ中の一時帰国、メリット・デメリットの判断軸
- ドイツ生活で本当に役立った日本からの持ち物
- 現地で日本のものを手に入れる方法
ワーホリ中の一時帰国、本当に必要?メリットとデメリット
一時帰国の必要性は人によります。費用と時間のコストを考えると、事前の準備を万全にする方が多くの場合は得策です。
長期滞在となるワーキングホリデーにおいて、途中で日本へ一時帰国するかどうかは悩ましい問題です。結論から言うと、一時帰国は必須ではありませんが、それぞれの状況によって得られるメリットとデメリットがあります。
きまま(フランクフルト滞在経験者)
ぼく自身、フランクフルト滞在中は資金の余裕がなく一度も帰国しませんでした。帰国しなかったからこそ語学の環境に浸り続けられたと今は思っていますが、2ヶ月目にひどいホームシックになった時は少し後悔しかけました。結局は周りの仲間との交流で乗り越えられましたが、一時帰国の「逃げ道」を最初から排除していたのが良かったかもしれません。(※個人の経験です)
一時帰国を選ぶ理由と心のリフレッシュ
一時帰国を選ぶ最大の理由は、精神的なリフレッシュです。慣れない異国での生活は、知らず知らずのうちにストレスが溜まるものです。言葉の壁や文化の違いに疲れを感じたとき、一度日本に帰って家族や友人と母国語で思い切り話すことで、再びドイツへ戻るための大きな活力を得ることができます。また、日本食を堪能したり、必要な物資を補充したりできるのも大きな利点です。
コストと時間の壁という現実
一方で、デメリットとして重くのしかかるのが費用と時間です。日本とドイツの往復航空券は決して安くありません。特にワーホリ中は生活費や語学学校の費用などをやりくりしていることが多く(語学学校の選び方はこちらの記事でも解説しています)、往復の渡航費はかなりの痛手になります。さらに、移動に片道十数時間かかるため、貴重なワーホリの期間を数週間ほど消費してしまうことにもなります。
ぼくが2003年秋からフランクフルトに滞在した際は、資金的な余裕がなかったこともあり、1年間一度も帰国しませんでした。ホームシックになる時期もありましたが、結果的には現地のコミュニティに深く入り込むことができ、ドイツでの生活にどっぷりと浸かる良い機会になったと感じています。
一時帰国をせずに長期滞在を乗り切るためには、日本から何を持っていくかが非常に重要になります。次に、ぼくが実際に持っていって助かったアイテムをご紹介します。
日本から持ってきて大正解!ドイツ生活を快適にする日用品
スキンケア用品・常備薬・調味料など、日本製品が現地で手に入りにくいアイテムは出発前にしっかり確保しておくのがポイントです。
ヨーロッパでの生活は、日本とは環境が大きく異なります。現地で調達できるものも多いですが、日本から持参することで生活の質が格段に上がるアイテムがあります。
きまま(フランクフルト滞在経験者)
ぼくが一番持ってきて良かったと思ったのは、日本の市販薬(胃腸薬・風邪薬)です。ドイツの薬局(Apotheke)は品質が高いのですが、自分の症状を英語で説明する自信がない時期は、使い慣れた日本の薬があるだけで安心感が全然違いました。あとはシャンプーもドイツの硬水対応品に変えるまでの間、日本から持参したものに何度も助けられました。(※個人の経験です)
ドイツの硬水と戦うためのスキンケア用品
ドイツと日本の最も大きな環境の違いの一つが「水」です。日本の軟水に対して、ドイツはミネラル分を多く含む硬水です。この硬水は、想像以上に肌や髪にダメージを与えます。フランクフルトに到着して数週間後、ぼくは肌の乾燥と髪のパサつきにひどく悩まされました。
現地のドラッグストアにも保湿クリームなどは豊富にありますが、日本人の肌質に合う化粧水は意外と見つけるのが難しいです。特に「保湿」に特化した日本の化粧水や、使い慣れた洗顔フォームは、多めに持っていくことを強くおすすめします。また、硬水による髪のキシキシ感を和らげるために、日本の高品質なヘアトリートメントも重宝しました。これらは毎日のケアに直結するため、少し荷物になっても持参する価値があります。
ちょっとした不調に効く使い慣れた常備薬
ドイツの薬局では様々な薬を手に入れることができますが、症状をドイツ語で正確に伝えるのは語学力がまだ十分でない時期には高いハードルです。また、海外の薬は日本人にとって成分が強すぎたり、体質に合わなかったりすることがあります。
風邪薬、胃腸薬、頭痛薬など、普段から日本で飲み慣れている薬は必須アイテムです。特に、環境の変化で胃腸の調子を崩すことはよくあるため、整腸剤などは多めに持っていくと安心です。ぼく自身、冬の寒さと日照不足で体調を崩しかけた際、日本から持ってきた総合感冒薬のおかげで病院に行かずに回復できた経験があります。
肌身離さず使うケア用品や常備薬に加えて、日々の生活をちょっと豊かにしてくれる意外なアイテムもあります。
意外と見落としがち?現地の生活を便利にする隠れた名品
絶対に必要というわけではないけれど、あると圧倒的に便利なのが、日本の細やかな配慮が行き届いた日用雑貨です。
100円ショップの文房具と収納グッズ
日本の100円ショップのクオリティは世界でもトップクラスです。ドイツの文房具は機能的で美しいものが多いですが、値段が高く、ちょっとした小物を揃えるだけでも費用がかさみます。
ぼくが重宝したのは、消しゴム、多色ボールペン、そしてクリアファイルです。語学学校での勉強に、日本の書きやすいペンは大活躍しました。また、書類を整理するためのクリアファイルは、ドイツでは紙製のものが主流でプラスチック製のものは意外と高価です。ビザの申請書類や語学学校のプリントなど、重要書類を保管するために非常に役立ちました。さらに、洗濯ネットやS字フック、小さなタッパーなどの収納グッズも、シェアハウスでの生活を快適にしてくれました。
心を落ち着かせる日本の調味料とフリーズドライ食品
ドイツのソーセージやパンは本当に美味しいですが、数ヶ月もすると必ずと言っていいほど「日本の味が恋しい」という時期がやってきます。フランクフルトにもアジアンスーパーはあり、醤油や味噌などは手に入りますが、価格は日本の数倍します。
粉末の和風だし、チューブの生姜やニンニク、そしてお湯を注ぐだけで飲めるフリーズドライの味噌汁は、荷物の隙間に入れておきたいアイテムです。特に冬の寒い日や、語学学校の宿題に追われて自炊する気力がない時、一杯の温かいお味噌汁は心と体を芯から温めてくれます。かさばらず、軽く、日持ちもするため、お守り代わりに持っていくとよいでしょう。
ここまで日本から持参すべきものをご紹介しましたが、長期滞在となればどうしても現地での調達も必要になってきます。
帰国せずに現地で日本のものを手に入れる賢い方法
アジアンスーパーやオンライン通販をうまく活用すれば、一時帰国しなくても日本の食材・日用品を現地で調達できます。
どうしても必要な日本のものが尽きてしまった場合でも、一時帰国せずに現地で調達する手段はいくつかあります。これらをうまく活用すれば、1年間の滞在も無理なく乗り切れます。
きまま(フランクフルト滞在経験者)
ぼくがフランクフルトで通っていたアジアンスーパーは中央駅近くにありました。カレールーや即席みそ汁を見つけたときの嬉しさは今でも覚えています。値段は日本の2〜3倍程度が目安でしたが、気持ちの安定剤として時々利用していました。(※個人の経験です)
アジアンスーパーとオンラインショップの活用
フランクフルトやデュッセルドルフ、ミュンヘンといった大きな都市には、充実したアジアンスーパーがあります。フランクフルトの中央駅近くや市内中心部にも何軒かあり、割高ではありますが、日本のカレーのルーやマヨネーズ、お米などを買うことができます。どうしても日本食が食べたくなった時は、こうしたお店を覗いてみるのが一番の近道です。
また、現在ではヨーロッパ圏内で日本食材や日用品を扱うオンラインショップも増えています。一定金額以上の購入で送料が無料になるサービスもあるため、ワーホリ仲間と一緒にまとめ買いをするのも(ドイツの食費についてはこちらの記事も参考に)一つの賢い方法です。
家族や友人からの仕送りを頼む際の注意点
実家や友人にお願いして、日本から国際郵便で荷物を送ってもらうという方法もあります。ただし、ドイツの税関は非常に厳しいことで知られています。
個人使用の目的であっても、内容物の申告漏れや禁止されている食品が(ドイツ生活全般の注意点はこちらの記事をご覧ください)入っていると、税関で止められてしまい、最悪の場合は没収や高い関税を支払うことになります。仕送りを頼む際は、送ってはいけないものを事前にしっかりと調べ、内容品を正確に伝票に記載してもらうようお願いすることが大切です。
荷物を受け取るために税関まで足を運ぶのは一苦労ですが、遠く離れた日本から届いたダンボールを開ける瞬間の喜びは、何物にも代えがたいものです。
よくある質問(FAQ)
- Q: ワーホリ中に一時帰国するのにどれくらいの費用がかかりますか?
- A: ぼくの2003年当時の感覚では往復15〜20万円程度が目安でした(現在は変動大)。費用以上に、移動・時差回復で2〜3週間のワーホリ期間が消えることを考慮するとかなりの痛手です。(※個人の経験です)
- Q: 日本の市販薬はドイツで手に入りますか?
- A: ドイツのApotheke(薬局)でも各種薬は買えますが、パッケージがドイツ語のみで症状説明が難しいことも。ぼくは正露丸・胃腸薬・風邪薬を持参していました。念のため多めに持っていくことをおすすめします。
- Q: 日本から荷物を送る場合、税関で止められないコツはありますか?
- A: 内容物を正確かつ詳細に申告書に記載するのが基本です。「Food items」とだけ書かずに「Instant miso soup x5」など具体的に。ぼくの知人がラーメンを申告漏れで止められた経験があり、その後は徹底するようになったそうです。(※個人の情報です)
まとめ:事前準備でドイツのワーホリ生活をもっと快適に
この記事のポイントをまとめます。
- 一時帰国は必須ではない。費用・期間のコストを考え、事前準備で代替できることが多い
- スキンケア用品・常備薬・調味料など、日本製品を渡航前に十分確保する
- 現地ではアジアンスーパーやオンライン通販で日本の食材・日用品を補える
しっかり準備すれば、一時帰国なしでも1年間を充実して過ごすことは十分可能です。ぼく自身がそれを実証済みです。
きまま(フランクフルト滞在経験者)
ぼくが最も役立ったのは「日本の常備薬を多めに持参すること」でした。体の不調は精神的にも響くため、「いざとなれば使い慣れた薬がある」という安心感は思った以上に大きかったです。(※個人の経験です)
まずは渡航のパッキングリストを作り、この記事を参考に「現地で手に入りにくいもの」から優先的に確認してみてください。
準備万端で出発すれば、ドイツでの毎日がきっともっと楽しくなります。
なお、この記事の情報は執筆時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。


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