「ドイツでワーキングホリデーをしてみたい!」 そう思い立った瞬間から、あなたの新しい冒険は始まっています。しかし、いざ準備を始めると「何から手をつければいいの?」「現地で困らないためには何が必要?」と不安になることも多いはずです。
ぼく自身、かつてフランクフルトで1年間のワーホリを経験しましたが、事前の準備がその後の1年を左右すると痛感しました。現代ではネット環境やスマホの普及で当時より便利になりましたが、ドイツ特有の「お役所仕事」や「家探し」の難しさは今も変わりません。
今回は、ドイツワーホリを成功させるために、出発前に「絶対に」準備しておくべき項目を厳選してリストアップしました。
1. 【最優先】ドイツでの生活を支える「3大基盤」の確保
ドイツに到着してすぐに壁にぶつからないためには、日本にいるうちから「公的な土台」を整えておくことが不可欠です。
住民登録(Anmeldung)を見据えた滞在先の予約
ドイツで銀行口座を作ったり、仕事をしたりするには「住民登録」が必要です。しかし、最近のドイツ(特にベルリンやミュンヘン、フランクフルトなどの大都市)の家探しは非常に困難です。
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ポイント: 最初の1〜2ヶ月分は、日本から「住民登録が可能な宿(WGやアパート)」を予約しておくのが理想です。観光客用のホテルでは登録できないことが多いため、注意が必要です。
ワーホリビザの取得と保険の加入
ビザは日本国内で取得しておくのが最もスムーズです。その際、ドイツの規定を満たす「海外旅行保険(または現地保険)」への加入が義務付けられています。
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注意点: 歯科治療や妊娠・出産に対する補償が含まれているかなど、ドイツ大使館の最新の要件を必ずチェックしてください。
資金計画とユーロの準備
「1年間、無職でも最低限生きていける額」を基準に予算を組みましょう。物価高の影響もあり、現在は最低でも100〜150万円程度の貯金があるのが望ましいです。また、到着直後の現金(チップや少額決済用)と、Wise(ワイズ)などの海外送金サービスの登録も済ませておきましょう。
2. 言語の壁を低くする!「A1レベル」以上の語学力
「現地に行けばなんとかなる」というのは、半分正解で半分間違いです。ドイツ語が全く話せない状態で渡独すると、最初の事務手続きで心が折れてしまうかもしれません。
出発前に「A1(初級)」はクリアしておく
ドイツ語には「接続詞」や「格変化」など、日本語や英語とは異なる独特のルールがあります。
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メリット: 挨拶や買い物のやり取りができるだけで、現地の人との距離がぐっと縮まります。また、語学学校のレベル分けテストで一番下のクラスを回避でき、効率よく学習を進められます。
英語+翻訳アプリの活用準備
ドイツの若者や都市部では英語が通じますが、役所やスーパーの店員さんはドイツ語オンリーの場合も多いです。
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DeepLやGoogle翻訳のダウンロード: オフラインでも使えるように設定しておきましょう。また、スマートフォンの言語設定をドイツ語に変えて、単語に慣れておくのも一つの手です。
3. 持ち物リスト:日本から持っていくべき「神アイテム」
ドイツでもほとんどのものは揃いますが、「日本産」でないと困るもの、あるいは高価すぎて後悔するものがいくつかあります。
筆記用具と事務用品
日本の文房具(特にフリクションボールペンや多機能ペン)は世界最高峰です。ドイツの文房具はシンプルで質実剛健ですが、繊細な書き心地を求めるなら持参しましょう。
常備薬とスキンケア用品
ドイツの薬は成分が強く、日本人の体に合わないことがあります。
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胃腸薬、頭痛薬、風邪薬: 飲み慣れたものを持参してください。
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硬水対策のヘアケア: ドイツの水は「硬水」で、髪がゴワゴワになりやすいです。自分に合うトリートメントのストックや、硬水でも泡立ちやすい洗顔料をリサーチしておくと安心です。
日本を紹介できる「ちょっとしたお土産」
シェアハウス(WG)の住人や、現地で出会った友人に渡すための小さなお土産は、会話のきっかけになります。
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おすすめ: 以前ぼくが持っていった「Raffaello(ラファエロ)」は現地でも定番ですが、逆に日本限定のフレーバーのお菓子などは非常に喜ばれます。
4. メンタルと情報の整理:自分だけの「ワーホリ軸」を持つ
準備の中で最も忘れがちなのが、「なぜドイツに行くのか」という目的の整理です。
「何もしない時間」を許容する覚悟
ワーホリ中、毎日が刺激的である必要はありません。時には家でぼーっとしたり、公園で読書をしたりする時間も大切です。「何かを達成しなければ」というプレッシャーで自分を追い詰めないよう、心に余裕を持っておきましょう。
情報収集のソースを絞る
ネットには膨大な情報がありますが、古すぎる情報や極端な体験談に振り回されないようにしましょう。
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公式情報を信じる: 大使館のサイトや、現地の公的機関の情報を優先してください。
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ブログ(kimamalife.click)を活用する: ぼく自身の体験談を含め、実際に現地にいた人の「生の声」を参考にしつつ、自分の場合はどうするかをシミュレーションしてみてください。
まとめ:準備を楽しむことが成功への第一歩
ドイツワーホリは、あなたの人生において忘れられない宝物になるはずです。 出発前の準備は確かに大変ですが、そのプロセス一つひとつが、ドイツでの生活を豊かにするための「筋トレ」のようなものです。
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住まいとビザの基盤を固める
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基礎的なドイツ語を叩き込む
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こだわりの日本製品をパッキングする
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「楽しむ心」を忘れない
これらを意識して、最高のドイツ生活をスタートさせてください! 現地で飲むビールと、日曜日の静かな街並みが、あなたを待っています。
次回の記事では、具体的に「フランクフルトで住むならどのエリア?」といった深掘りした内容をお届けする予定です。お楽しみに!

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