ヨーロッパ旅行や留学へ向かうあなたへ。フランクフルト空港での長い乗り継ぎ時間、どう過ごすか迷っていませんか。ヨーロッパ最大級のハブ空港には、時間を忘れて楽しめるスポットが隠れているかもしれません。2003年秋からフランクフルトでワーホリを経験した私が、長時間のトランジットを快適なリフレッシュタイムに変える過ごし方をご紹介します。
ヨーロッパ最大級!巨大なフランクフルト空港の全体像
ドイツの空の玄関口であるフランクフルト国際空港は、ヨーロッパ圏内でもトップクラスの規模と発着便数を誇る巨大なハブ空港です。主にルフトハンザドイツ航空やスターアライアンス加盟航空会社が使用する「ターミナル1」と、ワンワールドやスカイチームなどが使用する「ターミナル2」の2つの巨大な建物から成り立っています。
私が2003年10月にワーキングホリデーで初めてこの空港に降り立った際、その圧倒的な広さと行き交う人々の多さに圧倒され、迷子になりかけた記憶があります。両ターミナル間は「スカイライン」と呼ばれる無料の無人モノレールやシャトルバスで結ばれており、移動だけでもちょっとしたアトラクションのような感覚を味わえるかもしれません。まずはご自身の到着ゲートと、次の出発ゲートがどのエリアにあるのかを案内板でしっかりと確認し、全体像を把握しておくことが、限られた時間を有効に使うための第一歩となります。
広大な空港の位置関係を把握したら、次は時間を忘れて楽しめるショッピングエリアへと足を運んでみましょう。
ドイツらしさを満喫。免税店とお土産探し
フランクフルト空港内には、高級ブランドのブティックから日用品まで、数え切れないほどのショップが軒を連ねています。乗り継ぎ時間は、街中で買い逃したドイツならではのアイテムを手に入れる最後のチャンスと言えるでしょう。
ドイツを代表するブランドをチェック
真っ先にチェックしたいのは、やはりドイツを代表するブランドの専門店です。精巧な作りで世界中の旅行者から愛される「RIMOWA(リモワ)」のスーツケースは、空港内のショップでも充実した品揃えを誇ります。また、子どもから大人まで世界中で愛される「シュタイフ(Steiff)」のテディベアは、可愛らしい表情で旅の疲れを癒やしてくれる最高のお土産になるはずです。
バラマキ土産やコスメも充実
「Heinemann Duty Free(ハイネマン・デューティーフリー)」などの大型免税店では、ドイツが誇る白ワイン「リースリング」のボトルや、お土産の定番であるハリボーのグミ、ミルカのチョコレートなどが所狭しと並んでいます。また、街中のドラッグストアでも人気の高い自然派オーガニックコスメも空港内で手に入るため、ご自身へのご褒美や友人へのプレゼントを探すのには困らない環境が整っています。
ショッピングカートをいっぱいにした後は、長距離フライトの疲れをリセットするための静かな空間が必要です。
長旅の疲れを癒やす。空港ラウンジとリラックス空間
日本からの直行便であれば14時間近くかかるフランクフルトへのフライト。エコノミークラスの座席で凝り固まった体をほぐし、次のフライトへ向けて英気を養うには、ラウンジの活用が最も効果的かもしれません。
プライオリティ・パスで快適な滞在を
航空会社の上級会員でなくても、「プライオリティ・パス」を所有していれば利用できるラウンジがフランクフルト空港内には複数存在します。ターミナル1の「LuxxLounge」やターミナル2のラウンジなどでは、快適なソファ席、無料のWi-Fi、そして軽食やドリンクが提供されています。最もありがたいのは、温かいシャワーを浴びられる施設があることです。長旅の汗を流し、清潔な衣服に着替えるだけで、その後の乗り継ぎ便での快適さは劇的に変わるはずです。
無料で利用できるリラックスゾーン
ラウンジを利用する予定がない場合でも心配は要りません。フランクフルト空港には、すべての乗客が無料で利用できる「リラックスゾーン(Relax Zones)」が各所に設けられています。人間工学に基づいて設計された寝椅子のようなラウンジチェアが並んでおり、静かな環境で仮眠を取るのに最適です。また、長時間のフライトで固まった筋肉を伸ばすことができる「ヨガルーム」まで用意されており、乗客の健康に配慮したドイツらしい工夫を垣間見ることができます。
しっかりと心身を休めた後は、ドイツならではのグルメでお腹を満たしてみてはいかがでしょうか。
本場の味を空港で。トランジット中の絶品グルメ
乗り継ぎの空港内であっても、そこはすでにドイツの地です。本格的なレストランから手軽なカフェまで、空港内には本場の味を手軽に楽しめる飲食店が充実しています。
どうしてもドイツらしい食事を楽しみたいのであれば、ターミナル内にあるパブやレストランに入り、焼きたてのソーセージ(ブラートヴルスト)と、よく冷えた地元のビールを注文してみてください。パリッとした皮にナイフを入れると肉汁が溢れ出し、長旅の疲れも一気に吹き飛ぶほどの美味しさを感じられるはずです。
もっと手軽に済ませたい場合は、至る所にあるベーカリーのショーケースを覗いてみましょう。ドイツパンの代表格であるプレッツェル(Brezel)や、サラミやチーズがたっぷりと挟まれたサンドイッチ(Belegtes Brötchen)が並んでいます。淹れたてのコーヒーと一緒にこれらのパンを頬張れば、空港にいながらにしてドイツの日常的な食文化に触れることができるでしょう。
もし乗り継ぎ時間がさらに長く、空港内に留まるのがもったいないと感じる場合は、思い切って外に出てみるのも一つの手です。
乗り継ぎ時間が長いなら?フランクフルト市内へのショートトリップ
乗り継ぎ時間が6時間以上ある場合は、空港を抜け出してフランクフルトの中心部へショートトリップに出かけることも十分に可能です。
フランクフルト空港の地下にはSバーン(近郊電車)の駅が直結しており、「S8」または「S9」の路線に乗れば、わずか15分から20分程度でフランクフルト中央駅や中心部のハウプトヴァッヘ(Hauptwache)駅に到着します。
ハウプトヴァッヘで電車を降りれば、そこはもう歴史と近代が交差するフランクフルトの中心地です。徒歩圏内には、美しい切妻屋根の旧市庁舎が並ぶレーマー広場(Römerberg)や、重厚な大聖堂があり、短時間でも十分にドイツの歴史的な街並みを満喫することができます。時間に余裕があれば、マイン川を渡ってザクセンハウゼン地区まで足を延ばし、伝統的なアップルワインを一杯だけ楽しんでから空港へ戻るという、上級者のような過ごし方も夢ではありません。ただし、再度の保安検査には時間がかかる場合があるため、空港へは必ず余裕を持って戻るように計画を立てることが重要です。
最後に、フランクフルト空港での過ごし方のポイントをまとめます。
まとめ:フランクフルト空港での時間を有効活用しよう
フランクフルト空港での乗り継ぎ時間を充実させるためのアイデアをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
・巨大なターミナル構造を把握し、スカイラインを活用してスムーズに移動する
・免税店でドイツならではのブランド品やオーガニックコスメを探す
・ラウンジや無料のリラックスゾーンを活用して、長旅の疲れと汚れをリセットする
・6時間以上の余裕があれば、Sバーンに乗ってフランクフルト市内のプチ観光に出かける
長くて退屈に思われがちなトランジットの時間も、視点を変えればヨーロッパの空気をいち早く味わえる貴重なリフレッシュタイムに変わります。あなたの旅のスケジュールに合わせて、最適な過ごし方を見つけてみてください。
航空券の手配や、より詳細なラウンジの利用条件についてさらに知りたいことがあれば、いつでもご相談に乗りますのでお知らせください。


コメント