英語を学ぶことについて、色々な方法論がある。次から次へと新しい手法が出てくる。だんだん、似たり寄ったりな気もしてきているけど、、、
NHKも4月になると新しい講座が始まる。テレビやラジオで必ずやってる。
背景には、英語学習は苦しい。楽な方法で身に着けたいという気持ちがあるんだと思う。それはわかる自分もそう思うから。
シャドウイングとか長文読解とかがやはり有効みたいだけど、これらって結構疲れるし、簡単にはできない。しんどい。作業自体には面白みがない。
この作業に運よく？ネガティブな意識を持つことが今までの人生でなくて、淡々とできる人はできてしまう。そういう人からすれば「やればいいじゃん、やればできるじゃん」となってしまう。
全く、その通りで、「やればできるようになる」
しかし、そういうのやりたくないというのも正直な気持ちである
ま、これが不思議なものでそんな作業を厭わないような目標があれば、あっさりできたりする場合もある
ぼくは単純作業を淡々とやれる方だったが、年を重ねるにつれ、できなくなったタイプだ。十代のある時、淡々とできる自分は人間としておかしいのではないか？と悩み、「普通とはなにか？」の問いに囚われてしまった。お陰で学業の成績は伸び悩み、たいして面白くない人付き合いや、雑談に時間を奪われ、全くうまくならないビリヤードに明け暮れた。
今では淡々と単純作業はできなくなり、単純作業を振られようものなら、全力で阻止すべく言い訳を考える自分になってしまった。人としては「普通」の範囲に入ってきたのではと思うが、なんか「間違った」気がしてならない。後悔とまでは言い切れないけど「普通の人」になってもそれはゴールではなく、残りの人生を「普通の人」として過ごさなければならないという別のプレッシャーの下で生きていかなければならなくなった。「淡々とできる人」も「普通の人」もプレッシャーはあるのだ。そのプレッシャーから逃れたかったが、結局、同じだ。
プレッシャーなく気ままに生きたいものだ。
